租税法務
租税関連法務は、他の分野に比べても複雑困難な領域です。そのため、企業がその活動において十分な注意を払っていたとしても、予期せぬ課税処分を受けるリスクを常に抱えています。特に、近年、M&Aや組織再編成、事業再生、事業承継の分野においては、その件数が増加することに伴い、予期せぬ課税処分がなされるケースも増加しています。
また、国際課税に関する処分や、行為計算否認規定の適用などにより、大規模かつ複雑な取引に対して予期せぬ課税処分を受けるケースも増えています。
このような予期せぬ課税処分を受けるリスクを低減し、円滑な取引を行うためには、ストラクチャー構築時等の早期の段階から課税リスクを踏まえた適切なリーガルアドバイスを受けることが必要不可欠です。
のぞみ総合法律事務所は、同一フロアにオフィスを構え、多くの案件で日常的に連携している山下貴税理士(山下貴税理士事務所所長・中央大学法科大学院客員教授・早稲田大学大学院法務研究科非常勤講師)をはじめとする税理士及び公認会計士等と緊密に連携して、税務も踏まえた総合的な観点からリーガルアドバイスを提供しています。
また、個人の方も、その日常生活の中においては、所得税、相続税、贈与税を中心に様々な課税リスクを抱えています。のぞみ総合法律事務所は、遺言や遺産分割、民事信託といった手続において、税務も踏まえた総合的な観点からリーガルアドバイスを提供しています。また、個人事業主の方に所得税法や消費税法に関するリーガルアドバイスも提供しています。
取扱業務の一例
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事業再生の場面における法人税法上の繰越欠損金を最大限に活用した返済計画の策定
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組織再編税制を踏まえたM&Aのストラクチャー構築に関するアドバイス
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相続税及び贈与税の課税関係を踏まえた親族間における民事信託契約に関する検討及び助言
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所得税法及び租税条約上の源泉徴収義務の範囲に関する検討・助言
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相続税及び贈与税を踏まえた遺産分割協議書及び遺言書作成
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所得分類に関する検討・助言